PROFILE | 黒兎商會

: 撮影/吉成行夫; 物語作家。映画脚本デビュー以降、TVドラマ＆ドラマCD脚本（一部演出）、ライトノベル（別PN：もあいのぼる、雨宮コクト、他）、小説と執筆の幅を広げる。現在主軸にしている小説では、タイポグラフィや自ら撮影する写真などを駆使し、敢えて既読性を弱める挑戦的なデザインを施すなど、視覚に訴えかけるアーティスティックな物語空間を構築している。作風は日常性がありながらも何処か闇を感じさせる幻想的で階層的なストーリーが多く、時に残虐でエロティックな表現も厭わない。また文章表現を発展させた活動も顕著で、デジタルフォトコラージュ作品やオブジェ制作などのアートワーク、自著の朗読＆動画制作などマルチに展開している。
代表作は2023年に完結した五名の幻想系少女画家とのコラボ作《暗黒メルヘン絵本シリーズ全五巻＋ZERO》。同シリーズでは企画＆総合プロデュースも行った。最新刊に、機械と生物の融合をパンキッシュに描く画家・shichigoro-shingoとのコラボ作『DARKSIDE CONTACT』がある（代表シリーズ、最新刊共にアトリエサード刊）。